宝塚音楽学校

毎年ニュースになる宝塚音楽学校の合格発表、今年は114期生だそうですね

うちの娘は84期ですので、もう30年も前になることに驚きました!!!!

当時ははまだ旧校舎でしたので蔦のからまる趣のある校舎でして、合格発表も今のようにパソコンに番号が出るのではなく名前が貼り出されましたので、喜びもひとしおでした

阪急宝塚駅から大劇場までは花のみちという段葛があり、今の時期は桜のアーチが見事で、まさにサクラサクを実感いたしました

入学式までてんやわんやで準備をして慌しく送り出してしまいましたが、娘は中学を卒業したばかりですから、親元から離れて大丈夫なのだろうか?と気が付いたのは東京駅から自宅に戻ってしばらくたってからでした

大変な二年間をなんとか過ごして卒業式を迎え、歌劇団への入団式を経て、新しく誕生した宙組で無事に初舞台を踏むことができました

初舞台の口上では大きな声で決意を述べ、ラインダンスでは赤い衣装を身にまとって溌剌と踊っている姿に、一番喜んでいたのは私の両親でした

親の言うことを聞かなくて親不孝ばかりしていた私が出来なかった、いやいや、しなかった親孝行を娘が果たしてくれて、本当に嬉しかったです

また、その時の同期の方との絆というものはそれはそれは強いものでありまして、30年たった今でも深く結びついていることは、娘にとって大きな財産になっていると思います

親として私は娘に何一つ教えたことなどはありませんが、彼女が三人の子供を育てていけていることは、同期生や先輩方後輩の皆さんなどのお力の賜物だと思っております

宝塚歌劇団というところはとても情に厚いところがありまして、スターでなくても退団する時は一人づつ大階段を紋付袴で降りてきて、スポットライトを浴びて皆様に御礼のご挨拶をさせてくださいます

階段から落ちやしないかと、客席でそれはそれは冷や汗ものでありましたが、退団後に結婚が決まっていた彼が隣の席にいてくれたことは、娘にも私たち家族にもどんなに心強かったことでしょう

こうして振り返ってみますと昨日のことのように思い出されますが、もう30年も前のことなんですねぇ~

あと30年たったら私は100歳になります、100歳ですよ!!!!!!!

これからの30年は元気でいられるわけもなく、大ボケ街道まっしぐらだとは思いますが、合格発表の日のことはいつまでも思い出していたい出来事のひとつですね

(入学式と卒業式の写真は84期生のものではありません 新聞社からお借りしました)